女性が更年期になると顔汗が発生してしまう原因と対策

女性にとって更年期の問題(更年期障害)は厄介な問題ですよね。倦怠感やイライラ、眠気などなど更年期障害に陥ってしまうと様々な問題が発生しますが、中でも「困る!」という意見が多いのが、いわゆる「ホットフラッシュ」です。

 

ホットフラッシュとは、別に暑くもないのに身体中が火照ったり、顔に汗を書いてしまう事を言いますが、全く何の前兆もなく発生することが多いので、一度ホットフラッシュを経験すると周りの目が気になって外出できなくなる人もいるほどです。

 

また、更年期は自律神経のバランスが乱れることが多いので、ホットフラッシュが発生した時に限らず若いころと比べても汗はかきやすい状態になります。

 

更年期になるとエストロゲンの分泌量が減少する

女性にとって女性ホルモンのバランスは、心と体を守る大事な要素となります。しかし、残念ながらエストロゲンの分泌量は閉経前後で急激に減少してしまいます。

 

女性の体は非常に敏感なので、エストロゲンの分泌量が減少していると感じると、性腺刺激ホルモンがエストロゲンを分泌するように命令を出すのですが、しかしこの時点で卵巣はエストロゲンを分泌する能力が低下しています。

 

本来は、エストロゲンを分泌すれば性腺刺激ホルモンの命令も止まるのですが、卵巣がエストロゲンを分泌できないばかりに、性腺刺激ホルモンの命令が継続して起こります。(要は完了することが出来ない命令を視床下部がずっと発令っしている状態になります。)

 

そして、この状態が問題を引き起こします。視床下部は女性ホルモンの分泌を司る器官で有るとともに、自律神経を司る器官でもあります。満たされない命令を出し続ける事で、それが自律神経のバランスにも影響するようになってしまうのです。

 

これにより自律神経のバランスが崩れ、苛々や倦怠感などの更年期障害が引き起こされる事になります。

 

更年期障害への対策

更年期障害は程度の差はあれど、女性であれば必ず発生する問題です。なので、むしろ更年期障害を治そう!と思って気張るのではなく、女性なら誰しも発生することだ、と受け入れてその上で対策をとるほうが望ましいです。

 

受け入れることで気分的にも楽になり、症状が落ち着く可能性も有りますしね。

 

その上で、「@栄養に配慮したバランスの良い食生活A規則正しい日常生活B適度な運動C趣味等でストレス発散」することを心がけると良いでしょう。

 

なお、女性ホルモンの減少により発汗作用が多くなっている場合、ホルモン補充療法を行うと汗がピタッと止まるという結果が多数報告されていますので、更年期等にさしかかり汗が止まらなくなった・・・と感じる人は一度病院で診察してもらうと良いでしょう。