顔面多汗症は子供にも遺伝してしまうのでしょうか?

顔面多汗症に限らず、多汗症の人にとって共通の悩みは「多汗症が子供に遺伝してしまうのでは・・・」という部分だと思います。

 

自分が多汗症で色々困った経験があるので、出来ることなら我が子にはこんな事で悩んでほしくない・・・そう考えるのも当然の事です。多汗症は子供に遺伝するのでしょうか?

 

多汗症の2つの種類

多汗症とは、通常考えられる量を超えて汗が発生する病気の事であり、元々の生まれ持った体質によって発生してしまう先天的な多汗症(原発性多汗症)と、日々の日常生活の中で更年期障害や精神的な問題にさらされることで後発的な多汗症とに分けられます。

 

また、全身異常に汗が発生する場合は「全身性多汗症」と呼ばれ、手の平や脇・顔など特定の部位だけ異常に発生する場合は「局所性多汗症」と呼ばれます。

 

局所性多汗症は先天的な原因で発生することが多い

必ずしも絶対にこうだ!という訳では有りませんが、全身性多汗症は後天的な原因、局所性多汗症は先天的な原因で発生することが多いと言われています。

 

また、海外の研究チームが発表したデータによれば、局所性多汗症を患っている患者の家族には高い確率(60%程度)で同じような症状を持っている家族がいるという報告もされているので、局所性多汗症は遺伝する可能性が有ると言われています。

 

顔面多汗症も局所性多汗症の一種ですから、遺伝が原因で自分の子供も顔汗で悩んでしまう結果になる可能性は有ります。

 

但し!現代の医学においても「局所性多汗症」の発生原因は明確には解明されていません。ですので、子供が遺伝により発症するリスクは有るものの、必ずしも子供が発症する訳ではない!としか言えないのが現状です。

 

なお、局所性多汗症は、何らかの理由により交感神経が過敏になりすぎている事により発症することは分かっています。ですので、「自律神経の乱れ」の記事でも書いたように、なるべくリラックスしてストレスがかからないような生活をすることが顔面多汗症を発症させない対策になります。