2つの汗腺〜エクリン腺とアポクリン腺の違い

実は人間の汗腺の種類は1種類だけでは有りません。一般的に、私達が汗をかくときに働いているのは「エクリン線」から出る汗の事を指しますが、それともう一つ「アポクリン線」という汗腺が存在します。

 

この記事では両者の違いについて紹介したいと思います。

 

エクリン腺

先程も書いたように、私達がかく汗のほとんどは「エクリン腺」という汗腺から出てきます。ちなみに、エクリン腺は生まれた時点で体中のほぼ全てに分布していますが、特に手の平や足の裏に多くあります。

 

エクリン腺から出る汗の成分はそのほとんどが【水分】ですので、他に異常がなければ、エクリン腺から出てくる汗は「サラサラで臭いのない汗-いわゆる良い汗」であることが殆どです。

⇒エクリン腺から出る汗がサラサラではなくダラダラした汗になる理由

但し、サラサラで良い汗だからと言っても、かいた汗を放置してしまうと、細菌がその汗を分解してしまいます。汗が分解されるとどうなるのか?

 

あの、いや〜〜〜〜な臭いが発生するようになります。部活動なんかやってた人はよく分かると思いますが、「むわっとした臭い」ですね。汗臭いと言った方が分かりやすいかな(笑)

 

アポクリン腺

エクリン腺は生まれた時点で体全身に分布されていますが、アポクリン腺は成長の過程で発達していく汗腺です。特に小学校高学年〜中学校くらいの思春期に発達し、「脇・陰部」などの特定の部分にのみ有ります。

 

では、エクリン腺という汗腺が有るのに、わざわざ別の汗腺が存在する理由はどこに有るのでしょうか?熱を体外へ排出するという汗の最大の役割は「エクリン腺から出る汗」だけで満たされるので、一見するとアポクリン腺に必要性は無いような気もしますよね。

 

実は、アポクリン腺から出る汗に【異性を惹きつける】という役割が有るんだそうです。哺乳類の本当とでも良いのでしょうか。

 

あまりかっこ良くない・可愛くないのに異性からモテる友達がモテる秘訣は実はアポクリン腺なのかもしれません(笑)

アポクリン腺から出る汗は、99%が水分で出来ているエクリン腺から分布される汗とは違い、「蛋白質・脂質」を含んでいるので、ネバネバ・ダラダラした汗になりがちです。また、エクリン腺の汗よりも細菌が繁殖する確率が高いので、臭いの原因になる可能性が高いです。

 

また、アポクリン腺が原因の汗臭さとエクリン腺が原因の汗臭さは、ちょっと違っていてアポクリン腺から出る汗の方が、(言葉は悪いですが)、ドギツく臭い傾向に有ります。

 

まとめ

アポクリン腺は特定の部位に集中して発達しているので、顔汗や手汗で悩んでいる人は「エクリン腺」の働きをどうするか考えればOKです。

 

エクリン腺から出る汗の特徴

 

反対にワキガで悩んでいる人は【アポクリン腺】から出る汗にキッチリと対処しなければなりません。