自律神経の乱れ

自律神経が乱れている、あるいは自律神経失調症だからといって「汗かきさん」になるとは限りません。しかし、自律神経に何かしらの異常が発生していると、それが顔汗が異常に出る原因になることはあり得ます。

 

まずは、自律神経とは何か?ご存知の方も多いと思いますが、簡単に説明します。

 

自律神経は2種類有り、交感神経が優位に働くと汗が出る

自律神経には【交感神経】と【副交感神経】の2つの種類が有ります。

 

交感神経は、興奮したり・緊張したり・ストレスを感じた時に優位に働く神経で、人間が活発に活動している時に優位になります。また、交感神経が活発化していると人間は汗をかきがちになります。

 

あるいは、辛いものや酸っぱいものを食べた時など何らかの刺激が与えられた時も交感神経が活発に動く方に作用します。暑くもないのにカレーやキムチなどの辛いものを食べると汗が出てしまうのはそれが原因です。

 

一方、副交感神経は交感神経とは反対に体がリラックスしている時に優位に働く神経です。

 

汗のコントロールはもっぱら交感神経が行う

交感神経と副交感神経は一方が活発化すれば一方が抑制され、正常時にはこの2つの神経が上手くバランスを取りながら体の働きを支えてくれます。しかし、【汗】に関しては、例外的に「交感神経」のみでコントロールしています。

 

【自律神経が乱れる=交感神経が優位になってしまう事】

 

を指すことが多いので、自律神経が乱れると多汗症になってしまう可能性が高まるのです。

 

何故、【自律神経が乱れる=交感神経優位】になりやすいか?と言うと、それは自律神経が乱れる要因を把握すればよく分かります。

 

・過度な緊張状態が続く
・仕事でストレスにさらされている
・ストレスに弱い性格・体質
・生活習慣が不規則
・食生活が偏っている

 

などなど、原因の多くは交感神経を活発化させるような物が取り上げられますよね。

 

自律神経が乱れる事が即交感神経優位になるという訳では有りませんが、乱れるのであれば交感神経がおかしくなることが多いので、自律神経が乱れると多汗症になりやすいと言われるのです。

 

自律神経の乱れを正すにはどうしたら良い?

まずは、自律神経が乱れてしまう原因を特定しましょう。

 

そして、把握した原因をどうすれば解消できるのか考えます。仕事のストレスのせいで自律神経が乱れていると感じるなら、仕事をやめてしまうのも1つの手段です。

 

但し、そんな簡単に原因を解消出来るのであれば、そもそも自律神経が乱れる状態にはなっていないはずです。どうしても、すぐに原因を解消できない環境に有るならば、せめて副交感神経が優位に働く時間を多く作るようにして下さい。

 

例えば、半身浴で日々の疲れを取り除く、マッサージを受ける、趣味に費やす時間を増やしてストレスを解消するなど。何事もバランスが大事です。狂ってしまった自律神経の乱れを元通りにするのは一筋縄ではいきませんが、とにかくリラックスする時間を作るようにして下さい。